■東京にある「馬喰町(ばくろちょう)」

約半数の人が「馬喰」の読み方を「ばくろ」と勘違いしていましたが、中でも居住地が関東地方の人の割合は約6割にものぼりました。

これは、東京都中央区の日本橋に近くにある「馬喰町(ばくろちょう)」が影響しているかもしれません。

かつてこの地域には、馬の売買をおこなう「博労(ばくろう)」が住んでいたことから「博労町(ばくろうまち)」と呼ばれていたそう。その後、1640年代に「馬喰町(ばくろちょう)」と改められ、江戸時代には食事付きの宿泊施設「旅籠屋(はたごや)」の町として、馬喰町だけで42の旅人宿があったといいます(中央区観光協会より)。

「馬喰」って本当はなんと読む? 関東在住の約6割が「ばくろ」と誤読
(画像=『Sirabee』より引用)

また、「馬喰」が付く駅名は、JR総武快速線の「馬喰町駅(ばくろちょう)」、都営新宿線の「馬喰横山駅(ばくろよこやま)」があります。

知らなかった人は、ぜひこの機会に覚えておきましょう!

(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2025年4月12日~2025年4月15日
調査対象:全国10代~60代の男女605名

提供元・Sirabee

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