ここ数年、企業の高校卒業者に対する採用ニーズが高い伸びを示しているという記事が話題となっています。
筆者も関連してつぶやいたところ結構なレスがあって驚きました。皆さん相も変わらず学歴ネタはお好きなようで(笑)
高卒だとこういう大手の正社員になれるチャンスは割と普通にあります。一方、Fラン大に金と4年間突っ込んだ人間はまず入れてもらえません。 V5SL2hN98
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) April 23, 2025
なぜ日本企業は高卒者の採用を増やしているんでしょうか。そして、Fラン大卒業と高校卒業、果たして本当に幸せなのはどちらでしょうか。
いい機会なのでまとめておきましょう。
普通の人がFラン大に進学するメリットはゼロ
まず、企業が高卒採用を増やしている理由ですが、社会全体が緩やかにジョブ化しつつある点が大きいです。
人手不足を理由にあげる企業も多いですが、本当にそれだけが理由ならバブル期みたくFランだろうがEランだろうが、バカスカ採れば済む話。
でもそれはイヤで高卒がいいというのは、要するに現場で早いうちにジョブを叩きこもうというジョブ型の発想であり、従来のポテンシャル型の否定なわけです。
ちょっと前にJR西が高卒、大卒関係なしに同じ処遇で新卒採用をスタートさせるというニュースが話題となりましたが、本質的には同じ流れと言えるでしょう。
JR東日本、高卒・専門卒も総合職に 学歴で差をつけず