堂安律 写真:Getty Images

 SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律は、2024/25シーズン終了後の移籍に向かっている模様。アイントラハト・フランクフルトからの関心が報じられているが、プレミアリーグ移籍の可能性があるという。

 ドイツメディア『アドラーニュース』は5月7日、堂安がフランクフルトへ移籍する可能性について「フランクフルトと選手側の合意は有効」としつつも、「堂安は(フランクフルト加入よりも)イングランド移籍を望んでいる。フランクフルトも堂安も、関係者全員が早く結論を出したいと考えている」とリポート。プレミアリーグ所属クラブからオファーが届いた場合、フランクフルト移籍を拒否する可能性があるというが、現時点でイングランド方面からオファーは届いていないとみられる。

 堂安の去就を巡っては、ドイツ紙『ビルト』が4月30日の時点で、本人がフライブルク退団の意思を固めた可能性を報道。これによると、フランクフルトが同選手の獲得へ移籍金1,800万ユーロ(約29億1,500万円)を用意している一方、フライブルクは2,500万ユーロ(約40億4,900万円)を求めているという。

 また、フライブルクとの契約を2027年6月まで残す堂安には、セリエAやプレミアリーグ所属クラブも関心を寄せている模様。複数クラブによる争奪戦の可能性もあるが、現時点ではフランクフルトとのみ交渉が進んでいると考えられる。

 2024/25シーズンのブンデスリーガ31試合の出場で9ゴール7アシストと、キャリアハイの成績を残している堂安。FIFAワールドカップ北中米大会を1年後に控えているだけに、ステップアップ移籍への思いが強いかもしれない。