
浦和レッズ所属のブラジル人MFマテウス・サヴィオが、5月11日の明治安田J1リーグ第16節アルビレックス新潟戦を前に、FIFAクラブワールドカップに対する自身の思いを語ったほか、柏レイソル時代を振り返っている。
ブラジルメディア『ランセ』で5月7日に掲載されたインタビュー記事によると、サヴィオはクラブW杯でアルゼンチン1部リーベル・プレートと対戦することについて「複雑だ」とコメント。「ブラジルのサッカーやコパ・リベルタドーレスをフォローしているし、最近だとリーベル・プレートの試合も見ているからね。今では全クラブがスカウティングを行い、相手チームを分析するための準備をしている」などと理由を説明している。
2019年7月から約5年半にわたり柏レイソルでプレーし、日本での7シーズン目を浦和で迎えているサヴィオ。異国の地でのプレーについて「レイソルにやって来た時は期限付き移籍だったけど、日本の環境に適応できたから、非常に楽になったよ。僕はこの国のことが大好きだし、長い間レイソルでプレーできたんだ」と、満足感をあらわにしたという。
浦和加入1年目ながらも副キャプテンを任せられるなど、新天地でも周囲から絶大な信頼を寄せられているサヴィオ。2025年3月にはインスタグラムで第2子の誕生を報告するなど、日本で順風満帆な日々を過ごしている。
クラブW杯のグループステージでは、2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ファイナリストであるインテル、リーベル・プレート、CFモンテレイと対戦。いずれも難敵であるが、金星を挙げるためにサヴィオの存在は必要不可欠だ。