潮の流れも考慮して、少しアップ気味にキャストして見えているレンジでフワフワアクションさせるとヒット! 仲間内で1番にヒット。すぐに周りに共有して攻めてもらうと、ポツポツと出だした。
この釣り方は見えている時は効果的だが、日没後はかなり厳しい。予想通り、手前のアタリは日没後に消え始めて当たらなくなった。再び沖目の場所を攻めることとする。フルキャスト後にじっくりと沈めて狙いのレンジに入れていると釣れるが……。

自作ジグヘッドでアジ連発
しばらくは0.6gのジグヘッドで攻めていたが、キャストからヒットまで約3分ほどかかり、効率的ではない。果たして釣れるのは0.6gのジグヘッドだけなのか?
0.8gのジグヘッドに交換して、さらに遠く、そして少し深めのレンジを流してみると……。1投目から「コン」というアタリ。しかもサイズが少しだけ大きい。再現性はあるのか? 再度流すと再びヒット! これはパターンかもと感じて、周りに共有。
しかし、「0.8gのジグヘッド持ってきていない」とのこと。今回使用しているのは自作のタングステンジグヘッドなので、運よく量産していたため、みんなに配布。
付け替えてもらうと連発して、みんな安打となった。釣ったアジはNさんのクーラーにどんどん入れていたが、ついにパンパンになってしまった。そこからは自分のクーラーに入れていくが、なかなかのハイペースで釣れており、筆者のキープ分はすぐに十分となった。
最終釣果
あっという間に終了時刻の22:00を迎えた。Nさんのクーラーに約20匹、筆者のクーラーで11匹であったので、時速7匹ほどのペースで釣れたことになる。最後に集合写真を撮ってお開きとした。
普段のアジングでは、人がいない夜の漁港でひっそりと竿を振ることが多いが、たまには仲間と、足場の良い“必ず魚がいる”海上釣り堀でのアジングも良いものだ。入場料はかかるが、安全性の面でいえば代えることはできないだろう。