AIを使いこなすには「人間の監督」が必要
研究者たちは、AIを「信頼できる計算機」のように扱うべき場面と、「人間の監視が不可欠」な場面とを明確に分ける必要があると強調する。例えば、数値や論理に基づく明確な判断が求められる業務ではAIの力を最大限に活用できるが、価値判断や創造性、倫理が関わる分野では、AIの回答をそのまま信用するべきではないという。
カナダ・マクマスター大学のメーナ・アンディアパン准教授は、「AIは重要な意思決定を行う“従業員”と同じように、常に監督と倫理的ガイドラインのもとに運用されるべきだ」と述べている。
今後、AIが社会のあらゆる分野に浸透していくなかで、私たちはその「人間らしさ」にどう向き合うべきなのか。便利さとリスクの狭間で考えるべき課題は多そうだ。
提供元・TOCANA
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