【ジャカルタ=時事】岸田文雄前首相は5日、前日に続いて訪問先のジャカルタで記者会見し、「脱炭素の課題に関し、インドネシアとの協力を強化していくことで一致した」と述べた。プラボウォ大統領との対話も踏まえ、「政府要人らとエネルギー移行などについて意見交換することができ、今後の活動の参考になることが多かった」と話した。
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岸田氏は同日、カオ・キムホン東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局長やインドネシアのハルタルト経済調整相らと会談。脱炭素化に向けた日本と東南アジア諸国などとの連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」推進のため、AZEC議連を立ち上げたことを紹介した。世界経済を巡る情勢についても話し合ったという。
東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)の中にあり、脱炭素化に向けて各国の政策づくりなどを支援する組織「アジア・ゼロエミッションセンター」も訪問。「組織の活動について意見交換を行ったほか、脱炭素化へのビジョンやロードマップについて話を聞き、多くの示唆を得た」と明かした。
次の訪問国マレーシアについては「政府要人との間でもAZECの具体的な取り組みを推進していきたい」などと述べた。(了)
(記事提供元=時事通信社)
提供元・Business Journal
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