田中達也(浦和レッズ在籍時) 写真:Getty Images

 ガンバ大阪、浦和レッズ、アビスパ福岡などJリーグ複数クラブ在籍歴を持つMF田中達也は現在、タイ1部ラーチャブリーFCに所属。2024/25シーズン終了後に退団の可能性が報じられている。

 現地ジャーナリストのジェイ・ウォラパス氏が5月5日に伝えたところによると、ラーチャブリーFCと田中の契約は2025年6月までだが、契約延長の可能性は50%であるとのこと。フリー移籍となるケースも考えられるが、Jリーグ復帰の可能性については現時点で報じられていない。

 現在32歳の田中は、福岡の下部組織やロアッソ熊本、FC岐阜などを経て、2019年にG大阪へ移籍。わずか半年で大分トリニータへ移籍した後は、浦和や福岡でプレー。福岡在籍時の2024シーズンにJ1リーグ戦で1試合の出場にとどまると、同シーズン途中にラーチャブリーFCへ移籍した。

 海外挑戦1年目の2024/25シーズンに、タイ1部リーグ戦30試合中19試合の出場で9ゴール6アシストをマークした田中。2024年夏からエージェント契約を結んでいる国際サッカー連盟(FIFA)公認代理人の岡田和貴氏は、現時点で同選手の去就についてアナウンスしていない。

 なお。ラーチャブリーFCは2024/25シーズンのタイ1部リーグ戦を4位で終了。5月10日にタイFAカップ準決勝を控えているほか、17日にはリーグカップ準決勝に臨む。国内2冠の可能性を残しているだけに、カップ戦でのパフォーマンス次第では田中が契約延長を勝ち取るかもしれない。