
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は4日に行われたプレミアリーグ第35節でブレントフォード(同1部)と対戦。先制しながらも最終的に3-4の逆転負けを喫してリーグ戦6試合未勝利となっている。
ヨーロッパリーグ(EL)では準決勝まで勝ち進み、1stレグではアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)相手に3-0で勝利を収めて大きなアドバンテージを手にしているユナイテッドは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性を残している。
イギリス『テレグラフ』によれば、そのユナイテッドは今夏に攻撃強化を目指しており、ブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ(25)の獲得に強い関心を持っているという。リバプールやニューカッスル・ユナイテッドも関心を示している同選手を獲得するには移籍金6000万ポンド(約115億3,000万円)が必要になるようだ。
世代別ではフランス代表としてプレーしながらも、A代表ではカメルーン代表を選択したムベウモは、2019年夏にブレントフォードへ移籍。クラブの1部昇格に貢献すると、強靭なフィジカルと驚異的なスピードを武器に今季はここまでプレミアリーグ35試合で18ゴール6アシストを記録している。
なお、ユナイテッドはウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)に所属するブラジル代表FWマテウス・クーニャの獲得を標榜。同選手に設定されている6250万ポンド(約118億9,000万円)の契約解除金を支払う方針だが、この動きとは何も関係ないようだ。