ガンバ大阪 写真:Getty Images

 ガンバ大阪は5月6日に行われる明治安田J1リーグ第14節で、浦和レッズと対戦。アウェイ埼玉スタジアムでの一戦を前に、G大阪所属選手に関する一部のSNS投稿が物議を醸している。

 Xでは、G大阪所属選手が伊丹空港の搭乗口とみられる場所にいる時の様子が、1枚の画像によりアップ。やや距離をとって撮影されたとみられるが、複数選手が椅子に座り、スマーフォン等を操作している。

 このSNS投稿を巡っては、浦和戦のメンバーが特定可能という観点から、投稿主に対して画像投稿の削除を求める声が殺到。選手やクラブから許可を得ずに撮影した画像とみられるだけに、不適切との意見も上がっている。

 G大阪は公式サイトを通じて、撮影マナーについてアナウンス。ファン・サポーター等に「試合やトレーニング、イベント時以外で、選手・スタッフを無断で撮影することや、選手家族が映る写真・動画の撮影、SNSの投稿はご遠慮ください」と呼びかけている。

 また、アウェイゲーム等で移動中のファンサービスについて「駅や空港等の公共交通機関や宿泊施設でのサイン・写真撮影・握手を求めること、プレゼントのお渡しなどの行為は行っておりません。周囲のお客様へのご迷惑や危険が及ぶ可能性、チーム移動スケジュールの妨げになる場合がございます。ご理解・ご配慮をお願いいたします」と断っている。

 一般人とみられるSNS投稿を巡っては、3月16日のJ1第6節ファジアーノ岡山対川崎フロンターレの試合前に、日本代表DF高井幸大(川崎)が岡山県内にいる姿を捉えた画像がXに投稿。同選手が岡山戦でメンバー入りする可能性について、対戦相手に情報を与えるとの指摘が相次いでいた。