ロドリゴ・ゴエス 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は1日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)と対戦。ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴールなどで3-0の先勝を収めた。

 決勝進出に大きなアドバンテージを手にしたユナイテッドだが、プレミアリーグでは14位と低迷。4日にはリーグ戦第35節でブレントフォード(イングランド1部)との対戦が控えているなかで、ユナイテッドはクラブ史上最低の勝ち点で終えることがすでに確定している。

 昨年11月中旬から指揮を執っているルベン・アモリム監督は復権に向けて今夏の補強が必要であると認めているなかで、スペイン『Fichajes』によれば、ユナイテッドはレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスの獲得に興味を持っているという。

 ユナイテッドの上層部はロドリゴの才能や経験、潜在能力を評価しており、移籍金8000万ユーロ(約130億9,000万円)を用意している模様。ロドリゴは当初、マドリード残留を望んでいたものの、フランス代表FWキリアン・ムバッペの存在などもあり、主役になれないことから退団を検討しているとみられている。

 その一方で、マドリードはチーム内でスペースを作れるほか、給与体系を調整できることからブラジル代表FWの売却には反対しないとのこと。今季は公式戦50試合に出場して13ゴール10アシストを記録しながらも、3月からゴールネットを揺らせていないこともあり、批判の的になっているロドリゴだが、移籍することはあるのだろうか。