きょうは韓国のニュース。ロイターから。

【韓国最高裁、李在明氏の無罪判決破棄 大統領選出馬資格に疑問符】

[ソウル 1日 ロイター] – 韓国の最高裁判所は1日、最大野党「共に民主党」の李在明前代表が公職選挙法違反の罪に問われた事件の上告審で、二審の無罪判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。 李氏は、尹錫悦前大統領の失職を受けて6月3日に実施される大統領選で最有力候補とされるが、今回の最高裁の判断は立候補資格に疑問を投げかけるものになった。 李氏には3月に控訴審で逆転無罪判決が出たが、検察が上告していた。 もっと見る 他にも複数の刑事事件を抱えているが、今回の公職選挙法違反事件は実刑判決か100万ウォン以上の罰金が言い渡されれば、少なくとも5年間は被選挙権を失い立候補できないため、注目を集めている。 最高裁は、李氏が事実に反することを公に述べた点を選挙法に違反したと判断した。 ただ、最高裁は下級審の審理期限を設けず、大統領選前に結論が出るかは不明だ。差し戻し審は通常数カ月かかる。 チョ・ヒデ最高裁長官は「被告の発言は、被告の公職適格性に関する有権者の正確な判断を阻害するほど重要な事項に関する虚偽の陳述であると判断された」と表明した。 ~以下省略~

(2025/5/1 ロイター)

韓国では韓国の人達が国民情緒法と自嘲するくらいには司法であっても法と証拠ではなく、その時の感情的利益を優先に動きます。

一審において公職選挙法違反で有罪となった李在明は自身が有罪になって失脚することを防ぐためにも尹錫悦を引き摺り降ろして自分が大統領になることを目指しました。

李在明氏インスタグラムより

共に民主党の連中も全力でこれに加担し、片っ端から弾劾訴追を行って司法に却下されても弾劾訴追をくり返して国政機能を麻痺させるという手を取り続けてきました。

内乱罪(そもそも大統領が内乱罪に該当するという判断そのものも変なのですが)で逮捕されると、共に民主党の方が有利であると世論を読んだのか、二審の韓国高裁は無罪の判決を出しました。