ミミイカを模した毛糸に喰う
あんな毛糸を結んだ丸いのをミミイカだと思って、喰ってくる。信じる信じないは別にして、マダイが喰って来ることだけは間違いありませんので、そう見えるのでしょう。

サビキ仕掛けには、6-8本ハリがありますが、そのうち1-2本にミミイカ毛糸をつけています。釣れると思っても100%の信頼でないいじらしさです。でも、そのハリ数の中から、紅い毛糸を喰って来れば、そう思わずにいられません。もしもと思われるならば簡単に作れますので、お試しください。
過去記事に「マダイ狙いサビキ釣りの裏技【ミミイカを模した毛針】作り方嘘っぽいけど本当に釣れる!」があります。色は、カラフルに作りましたが、ほとんど赤を使っています。これが一番とされますが、その日のカラーがあるようです。赤からお試しください。
反応なく我慢の釣り
放射冷却で良く冷えた朝、ダウンを着込んで6時に出航。家島諸島の釣り場を目指し、魚礁帯のあるポイントで、未だ北風が冷たい7時釣り開始。7m超の仕掛けだけに最初の投入は手間暇がかかります。ハリを置くマグネットと、幹糸とハリスを絡ませないバスケットなど、工夫がいるのが厄介なところです。水深35-38mで着底させて、10mくらいゆっくりと巻き上げながら、タナを探っていきます。
食い気のあるマダイがいれば、ググンググンとアタリを出しますが、なかなかどうして朝一番から「そらっ喰った」なんてめったにあるものではなく、1ノットに満たない緩い潮に乗せてポイントを繰り返し根気よく流します。30分ほどしたら、僅かにググンというアタリが出ましたが、それだけで喰い込みません。違う魚でしょう。
それから、9時まで釣り始めから2時間、ひたすら我慢の釣りです。まきエサをしない釣りなので、相手が食う気にならないと釣れません。魚探には、マダイらしき反応もありますが、底層でじっとしているようです。