アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然の獲得に関心を示しているようだ。

 トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が過去にセルティック(2021-2023)を指揮していた関係から、来2025/26シーズンも同監督がトッテナムを指揮し続ける場合、セルティックとの人脈を活かして前田の移籍を後押しする可能性があることを、トッテナムに特化したメディア『The Boy Hotspur』が予測している。

 今2024/25シーズン33ゴール11アシストという目覚ましい活躍を見せている前田は、より大きなクラブでプレーする資質を証明しており、トッテナム移籍は彼のキャリアにとって魅力的な選択肢となり得るだろう。

 英メディア『TBR』の報道によると、トッテナムの他にもアーセナル、リバプール、チェルシーといった強豪クラブが前田の獲得に名乗りを上げているようだ。トッテナムにとって、このような競争の中で契約を成立させることは容易ではないだろうと伝えられている。

 トッテナムは攻撃陣の補強を必要としており、ローン期間が終了するFWティモ・べルナーは今2025年夏にチームを去ることが決まっている。また、ブラジル代表FWリシャルリソンにも退団の噂があり、前田のようなスピードと得点力を兼ね備えた選手の加入は、チームにとって理想的な補強となると言われている。

 「マシーン」とも称される前田がキャリアの全盛期にどのような選択をするのか、そしてトッテナムがセルティックに売却を説得できるのか、今後の動向に注目が集まりそうだ。