アルバロ・カレーラス 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)は現在のラ・リーガで2位に位置。首位のバルセロナ(スペイン1部)とは4ポイント差となっているなかで、逆転優勝を目指して4日に行われるラ・リーガ第34節でセルタ(同1部)と対戦する。

 そのマドリードでは今季限りでカルロ・アンチェロッティ監督が退任するとの見方が強まっている。今夏に刷新を行うとみられているなかで、スペイン『アス』によれば、左サイドバックの補強を視野に入れており、下部組織にも在籍した過去を持つベンフィカ(ポルトガル1部)でプレーするU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(22)の獲得に興味を持っているという。

 マドリードは数週間前からこのオペレーションが複雑ではあるものの、カレーラスをトップターゲットに設定しているとのこと。ただ、ベンフィカは同選手を6000万ユーロを評価しており、この金額はクラブが投資予定である金額を遥かに上回っているという。

 その鍵を握っているのがカレーラスを1800万ユーロで買い戻せるマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)だという。マドリードはユナイテッドが橋渡しの役割を担うことを期待しており、移籍金3000万ポンド〜3500万ポンド(約57億6,000万円〜約67億3,000万円)と見積もっているという。

 フェルナンデスは高い推進力に加えてテクニックやパスセンスを武器に今季の公式戦47試合に出場して4ゴール5アシストを記録。下部組織時代からマドリードでの評価が高かったという同選手だが、復帰することはあるのだろうか。