
リバプールがタイトルを手にした今2024/25シーズンのプレミアリーグ。その舞台裏で、同クラブ所属の日本代表キャプテンMF遠藤航のある統計が突出しているとして、ファンの間で話題となっている。
アルネ・スロット監督の就任初年度でリーグ制覇を果たした今シーズン、遠藤はオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフやアルゼンチン代表のMFアレクシス・マック・アリスターの存在もあり出番は限られていたが、29試合に途中出場した。その中、遠藤が1試合あたりの平均ファウル数8回でリーグ最多を記録しているにもかかわらず、1枚もイエローカードを受けていないという事実がある。
遠藤は2023年夏にブンデスリーガのシュトゥットガルトからリバプールへ加入。ブンデスリーガ時代から球際に強い選手という評価があり、実際にブンデスリーガにおいても2020/21と2021/22シーズンにデュエル王としても結果を残しており、アンフィールドでもその片鱗を見せてきた。
今シーズン、リーグ最多の1試合平均ファウル数となった遠藤だが、次点のクリスタル・パレス所属MFウィル・ヒューズは、2.9回のファウルでイエローカードを11枚も受けている。
SNSではこの数字が「プレミアリーグ史上最高のスタッツ」として拡散され、「10年契約を結ぶべきだ」といった冗談交じりの声も見られた。スロット監督の構想に今後も遠藤が含まれるかは不透明であり、さまざまな移籍の噂も挙がる中、このスタッツ同様に今後も動向に注目が集まりそうだ。