変化の中で重要なのは、自分自身の「自己実現」を明確にすることでしょう。それは単なる目標設定ではなく「何に価値を見出すか」という根本的な問いに向き合うことかもしれません。
組織内で自分らしい貢献を模索するか、複数の活動領域を持つか、あるいは転職や独立を選ぶか。いずれにせよ「この先何を実現したいか」という問いが、変化の激しい現代を生きる指針となるでしょう。
自己実現の形は個人によって異なりますが、それは他者や社会との関わりの中でこそ意味を持つものです。組織と個人の関係が変化する今、互いを尊重し共に成長できる新たな関係性を探求することが求められているのではないでしょうか。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)