前田大然 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW前田大然に、プレミアリーグ移籍の可能性がある模様。MF遠藤航所属リバプールをはじめ複数クラブからの関心が報じられているほか、FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへ完全移籍したことによる影響も指摘されている。

 英メディア『TBRフットボール』は1日、独自に入手した情報として「リバプールやアーセナルなどプレミアリーグの多くのクラブが、前田に興味を示している」とリポート。「彼は2024/25シーズンの公式戦47試合に出場し33ゴールをマーク。古橋のセルティック退団により、プレーのレベルを一段引き上げた」と所属クラブでの活躍ぶりに触れた上で、「セルティックは、2027年6月まで契約を残している前田と契約延長交渉する用意があるが、退団するかもしれない」としている。

 また、前田に関心を寄せているクラブはリバプール、DF冨安健洋擁するアーセナルの他にアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパー、MF田中碧擁するリーズ・ユナイテッド、MF鎌田大地所属のクリスタル・パレス、チェルシー、アストン・ヴィラ、ブレントフォード、フラム、ウェストハム・ユナイテッドであるとのこと。移籍金は2,500万ポンド(約48億1,500万円)にのぼるという。

 前田は先日、英メディア『スカイスポーツ』のインタビューで、セルティック残留の可能性を訊かれると「分からないです」「難しい質問ですね」などとコメント。移籍の可能性があることを暗に認めている。

 古橋やMF旗手怜央(セルティック)とは異なり、日本代表の森保一監督から高い評価を受けている前田。『TBRフットボール』は「プレミアリーグからオファーがあった場合、彼はそれらに耳を傾けないということは想像し難い。キャリアの絶頂期にイングランドへの移籍の準備ができているかもしれない」と綴っているが、果たして今夏のステップアップ移籍は実現するのだろうか。