別に狙いの魚ではないのだがメバリングタックルでも獲れるので、かかってくれてもいいよ~なんて気持ちでいると、足元まで回収してきたルアーに飛びついてきた。50cm程度。この程度ならヒヤヒヤせずに獲りきれる。

ここから、どうなるだろうか?実は今年の春はシーバスがめちゃくちゃ釣れていて、夜になってもメバルがこないこともあるのだ。それだけが不安要素だった。しかし、これも最大級に恵まれた釣り環境の中では、杞憂となる。
メバル連釣タイムに
この春は極度にワームを食ってこないメバルたちである。とはいえいつもは沈み気味の群れも意識してまずはワームで深いレンジから釣っていくのだが、この日は日没後から積極的にプラグのみを使っていった。
シーバスになってしまってもいいから、早いことメバルの反応を見てみたかったのだ。

まずは1尾が顔出ししてくれる。「そろそろかな」と思い始めてから早い時間にきたので、こちらも気が楽になる。
アタリが遠いと釣りは絶望そのものだが、早い時間にアタリが出て釣りきってしまうと野球やサッカーの先制点みたいなもので、そのあとは心中すっきりとやれるものだ。
メバルの反応も、私も晴れた気持ちとシンクロするように、そのあとも次々と出た。

釣れたメバルは良型ばかり
10尾まで最後の1尾だけちょっと時間をかけてしまったが、すべて25cmアップがバシバシと竿を曲げてくれた。おまけにシーバスとチヌが、この日はほとんどかからない(チヌは1尾バラした)。
ただしオープンでは相変わらずばしゃばしゃとシーバスの補食音が響いているので、メバル狙いはキワのトレースだけにした。
潮が上げ切ったタイミングで一度アタリが止まったが、下げ始めてからまた10尾ほど追釣できた。最終的には数えていないほど釣れたが、30はいっていないかな、という数。十分すぎる。