■ヤンキースがホームラン連発で注目

魚雷(トルピード)バットは元アメリカ・マサチューセッツ工科大学の物理学者で、現在フロリダ・マーリンズのアナリストを務めるアーロン・リーンハート氏が開発した。

これは同氏がヤンキースに所属していた際に考案したもので、一般的なバットよりも芯の位置が根本にあり、太くなっているのが特徴だ。

このバットを使用したニューヨーク・ヤンキースが試合でホームランを連発したことから注目が集まり、MLBで一部の選手が使用。日本でもNPBが「ルールに反していない」と判断し、使用可能になった。

阪神タイガースの大山悠輔選手や北海道日本ハムファイターズの松本剛選手、埼玉西武ライオンズの中村剛也選手などが、試合で使ったことがある。