先日TOCANAでも報じた「精子レース」が、ついに公衆の面前で繰り広げられた。ロサンゼルスで、二人の学生が「究極の妊よう性(生殖能力)とフィットネスの戦い」と銘打ち、文字通り顕微鏡の下で己の精子の速さを競い合ったのだ。これは世界初の公式な「精子レース」として開催された。(厳密に言えば、この記事を読んでいるあなた自身も、かつては精子レースの勝者だったわけだが…)

若き発案者たちの狙いは「意識向上」

 この奇抜なイベントは、男性の不妊問題に対する意識を高めたいと願う若者たちのグループによって考案された。

 発案者は、10代のエリック・ジュー氏とニック・スモール氏、そしてインフルエンサーのシェーン・ファン氏。彼らは会場に巨大スクリーンを設置し、さながらメジャースポーツイベントのような演出を施した。