ハリスが細いので慎重に突進を止めて、魚との距離を詰めていくが、ミチイトが何度も出ていく。しばらくすると、海面に大きな波紋を上げながら良型クロダイが姿を現した。

時間をかけ、十分弱ったところで無事にタモ入れに成功。検量すると42cm。このあと、連続ヒットとなり、短時間に35~41cmを3尾追加することができた。

南房の磯フカセ釣りで42cm頭にクロダイ連発【千葉】夕マヅメには良型メジナも登場釣り場から見た夕日(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

38cmのメジナをキャッチ

やがて、夕マヅメが近づくと、沈み根を中心に狙っていたウキがスルスルと海中に消えていく。今までとは異なり、何度も沈み根に向かって疾走するのを耐えていると、良型メジナの姿を確認。慎重にタモへ誘導して取り込んだのは38cm。

メジナの活性が上がったようで、アタリが高頻度に続き、30cm前後の良型揃い。しかし、日没時刻を過ぎるとウキが見えにくくなってきたので、18時に納竿。

南房の磯フカセ釣りで42cm頭にクロダイ連発【千葉】夕マヅメには良型メジナも登場当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年4月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。