隣の若いアングラーが巻き取っている最中に、ビンビンスイッチに反応が出て、これはイケるかもと予感。再度落とし直すと、緩めたドラグからラインが引き出されサミングして強くアワせるとヒット。

マフグが多いので本命か迷うところだが、心地良い重量感と時折たたく強い引きに本命を確信。やがて50cm台を取り込んだ。

敦賀沖タイラバ釣行で62cm頭にマダイ4匹を手中【福井】臨機応変なネクタイ選びが奏功朝の時合いで仕留めた1匹目(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

船中でマダイ連発

朝の時合いの1匹は素直にうれしい。隣の4人組も次々ヒットさせる。私も乗り遅れまいと、ビンビンスイッチを再投入すると即ヒット。これも本命だ。

船上ではミヨシからトモまでマダイが上がりだし、あちこちから「船長~、せんちょー」と声がかかりだした。

マダイも釣れるがフグの猛攻はすさまじく、フォール中でも食ってくる始末。マダイを2匹釣った私は、その後マフグを3連続で掛けてしまう。

敦賀沖タイラバ釣行で62cm頭にマダイ4匹を手中【福井】臨機応変なネクタイ選びが奏功2匹目のマダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

ネクタイ交換で60cmマダイ

6時半ごろ、時合いは最高潮となったが、7時を過ぎるころには活性は下がりだした。

ここでイグレイ桜一(おうか)レッドラメカーリーに交換すると、即ヒット。重量感もあったので、丁寧に引き寄せるとこれは60cmオーバー。

サオ頭のアングラーはすでに4匹目となるなか、私もやっと3匹目を取り込んだ。

敦賀沖タイラバ釣行で62cm頭にマダイ4匹を手中【福井】臨機応変なネクタイ選びが奏功3匹目はイレグイ桜一で60cmオーバー(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

 

その後は無反応

8時すぎにはオレンジタコカーリーにチェンジしたが、無反応のまま時合いは終了した。風は無風となり、船は回りだす始末。

潮の流れは緩く、釣れない時間が続いていたが、10時すぎからポツポツ本命が釣れだした。特に4人組のアングラーの1人は5匹、6匹と釣果を伸ばす。

ラスト1投で4匹目のマダイ

船長から「沖上がりは11時です。後30分」との声がかかり、私は中井チューン赤黒の極細ネクタイで心中しようと最後の悪あがき。