ボスニアにある“ピラミッド”は巨大なエネルギー発生装置なのか――。しかもワイヤレスでエネルギーを共有できるというのだ。
■「太陽のピラミッド」は巨大発電装置なのか?
ボスニア・サラエヴォ北西部にある町、ヴィソコの近くにある“ピラミッド”は偶然に四角錐型になった高さ220メートルの自然の丘陵のように見えるのだが、セミール・オスマナジッチ博士によって人工的構造物であると主張され「太陽のピラミッド」と呼ばれるようになっている。
オスマナギッチ博士は2015年にヴィソコの町を訪れた際に、ヴィソコの神秘的な幾何学的形状に初めて気づき、その謎めいた丘陵に心を奪われた。
「2013年の夏、私たちは2つのコンクリート層の間に発見された有機物片を分析しました。年代(測定)は2013年9月に発表され、2万9200年±400年と示されました。この発見は、ボスニアのピラミッドが地球上で知られている最古のピラミッドでもあることを裏付けています」(オスマナギッチ博士)
オルタナティブメディア「Ancient Code」によればこの太陽のピラミッドには驚くべき5つの特徴があるという。
1.奇妙なエネルギービーム:最近になって研究者たちは、太陽のピラミッドの頂上から放射されるエネルギービーム(電磁波)を検出・測定したといわれている。ビームの半径は4.5メートル、周波数は28kHz、強度は3.9Vで、研究者によるとビームは連続しており、ピラミッドから上方に向かって移動するにつれて強度が増していくという。
この現象は、既知の自然法則、物理法則、そして技術法則に反するものであり、地球上で発見された史上初の技術になる可能性がある。
2.超音波ビーム:ボスニアの太陽のピラミッドで発見された「超音波」ビームは、9,3333Hzの規則的なブロックで構成され、最大28,3000kHzのピークを伴うという。これはエネルギーを生成する構造物の特性であり、自然の地形や建築物にはこのような特性は見られない。ビームの発生源はピラミッドの地下約2.4キロメートルの地点でそこに部屋があると考えられ、研究者によると推定出力は10kW以上とされている。
3.超音波振動:研究者たちは観光名所にもなっている先史時代の地下迷路「ラヴェン(Ravne)」でのハイドロフォン録音により、24kHzと1オクターブ上の48kHzの超音波振動の存在を明らかにし、これらの振動の振幅はリズミカルに変化していた。38kHzの周波数も不規則に現れ、興味深いことに、これは24kHzの周波数より14kHz高く、太陽のピラミッドから報告されている28kHzの周波数の半分に相当するということだ。
4.豊富なマイナスイオン:エネルギー検査の結果、イオン化レベルは4万3000個を超えるマイナスイオンで、これは平均濃度の約200倍に相当し、この地下室にはヒーリング効果をもたらすと考えられている。
5.「負の放射線」のレベル:グリッドを通した検査で、発見されたトンネル内の「負の放射線」のレベルがゼロであることが確認された。トンネル内では技術的な放射線も宇宙放射能も検出されておらず、地下水路の上には負のエネルギーを正のエネルギーに変換するように配置した陶器の彫刻が発見された。

ボスニアの太陽のピラミッドが巨大なエネルギーマシンであり、ワイヤレスで電力を生成、利用、共有できるという考えに、多くの科学者は賛同していないが、オスマナギッチ博士の確信は揺らがないようだ。
この太陽のピラミッドの近くは「月のピラミッド」があり、ほかにも「地球のピラミッド」と「愛のピラミッド」もある。
はたしてこれらの丘陵は本当にピラミッドなのか。そして巨大な発電所なのか。第3者による科学調査が求められているともいえそうだが、このままミステリアスな存在のままであってほしいと望む人々もいそうである。
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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