【ハノイ時事】再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス(東京都中央区)は25日、ベトナム南部ハウザン省で、事業会社ハウザン・バイオエナジーを通じて建設を進めてきたバイオマス発電所が商業運転を開始したと発表した。
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同プロジェクトは、イーレックスの海外第1号となるバイオマス発電所であり、ベトナムにとっても商用として初だとしている。
イーレックスは事業会社に51%出資。発電所の出力は20メガワット(MW)で、年間で一般家庭の約9万3000世帯分に相当する。燃料はもみ殻で、年間約13万トンを使用する見通し。売電価格は、1キロワット時当たり8.47セント(約12円)となる。
建設は2022年12月に開始。日本政府の2国間クレジット制度の支援対象事業に採択されている。
イーレックスは同発電所を安全で安定的に運営することで、経済成長が著しく、毎年10%程度電力需要が増加するベトナムにおいて、エネルギーの安定供給と脱炭素に向けた課題解決に取り組むほか、地元雇用の創出や地域経済の発展にも貢献する方針。(了)
(記事提供元=時事通信社)
提供元・Business Journal
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