■日本人に多い“誤解”

さらに「同じことをし続けるということは、努力ではなく我慢なんですよね。嫌なことをひたすら続けてるのが、努力であるというふうに結構、日本の人は誤解をするんですけど、それをやったとしてその人は幸せにならないですよね」とも指摘。

「じつは心理的な逃げで、ブラック企業で我慢し続けたら毎月の給料は入ります、と。でも簿記の勉強をするのにやっぱり時間も取られるし、参考書も買わなきゃいけないし、テストを受けるのにお金もかかるし、新たなコストが発生するんですよ。そこのチャレンジができるかどうかっていうところ」と話す。