エイリアンの姿とは?「グレイ」との不気味な一致
文書には、この虐殺に関与したとされるエイリアンについての描写も含まれている。それは、「背が低く、大きな頭と大きな黒い目を持つヒューマノイド(人型生命体)」というものだった。この姿は、UFO研究者やエイリアンによる誘拐(アブダクション)体験者などが主張する「グレイ」と呼ばれる種族の特徴と驚くほど一致する。
灰色の肌、細い体、不釣り合いに大きな頭、そして虹彩のない真っ黒な大きな目――。この「グレイ」は、1947年の有名なロズウェル事件以降、エイリアンの典型的なイメージとして広く知られるようになり、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『未知との遭遇』をはじめ、数多くのSF作品にも登場してきた。しかし、これほど恐ろしい能力を行使したという報告は、この事件が初めてのようだ。
奇跡的に助かった2名の兵士は、爆発の瞬間にたまたま日陰にいたため難を逃れたという。石化した兵士たちの遺体を調査した結果、エイリアンの放ったエネルギーは、生体組織を石灰岩によく似た物質へと変質させていたことが判明した。CIA文書は、この致死的な変化を引き起こしたのは「地球人にはまだ未知のエネルギー源」であると結論付けている。現代の科学技術をもってしても、生体を一瞬で石化させるような現象を説明することは困難だ。(高エネルギー放射線や電磁パルスによって通常の物質をプラズマ状態に変えることは理論上可能だが、それがこの現象を説明できるかは不明である。)

(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI)、『TOCANA』より 引用)