毎年春はメバリングタックルでシーバスをやっている。昨年からはノッコミのチヌも照準に入れて、メバルと共に三刀流となりつつある。今年の大阪湾奥、なかなかシーバスとチヌが熱い。これらの魚をLTで釣っている筆者から、リアルな速報をお届けしたい。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
大阪湾奥でライトゲーム釣行
この春のメバリングではじめてゲストとしてシーバスとチヌに出会ったのが、3月28日だった。そのあと釣行のたびに必ず彼らが現れていて、先日などは猛烈に悪い潮だったにもかかわらずメバルよりも数が出たから、相当活性が高い。おそらく本式で狙っているアングラーからしても感触は抜群なのではないだろうか?
特に今年はシーバスが素晴らしい。もうあっちこっちから食ってくる。前に投げてもそうだが、メバルの居場所のキワに投げても先にシーバスが食ってしまう。
こうなるとメバルと釣り分け不可で、おまけにチヌも半々くらいで来るので、何をやっているのかわからなくなるが、まあメバリングタックルにタモを持参しておけばすべての魚が取れる。今年の大阪湾奥は、ライトゲームタックルで多彩な魚種が狙えるスペシャルな春である。

シーバスが好反応
上述のようにシーバスが今年の春は非常に高活性で、圧倒される。年がら年中ライトゲームの私も一応専用タックルのごときは持っているので、ちょっと浮気してやろうかと思うほどだ。表層に細長いミノーを流していると、好き嫌いなんてまるでなく食ってくる。
泉大津、南港で釣ったが、どうもまだパターンは判然としない。だが、春の風物詩のバチ抜けが見られないので、おそらくマイクロベイトパターンということだろう。先日、持ち帰ったメバルのおなかを見てみるとハクが出てきたので、いわゆるイナッコベイト。それも5cm弱と相当小さい。