かつて、キューバにソ連がミサイルを置こうとしたら、ケネディは核戦争の脅しまで書けて、ミサイルを撤去させた。アメリカが独立国同士の合意なら自分の鼻先にロシアや中国が進出してもいいと考えている訳で無いはずだ。

バルト三国やフィンランドなどのNATO加盟は大きな間違いだったと思う。しかも、ラトビアなどがロシア系への酷い差別をしているのは人権問題として許されないし、リトアニアがカリーニングラードとロシアの交通を妨害したりしたのは危険な火遊びである。

軍事同盟は加盟国を広げすぎるとかえって危険であることは自明の理である。軍事同盟に微妙な国を入れると入った方の安全は増すが、入れた方は火種を抱え込むのだから世界大戦の危険を冒す。いまさら離脱させるわけにもいかないが、ウクライナの加盟の可能性は排除した方がいいと思うし、NATOはロシアと衝突の可能性を減らすためきちんと話し合いをした方がいい。