本日は党首討論が行われました。
正直、全体的に低調な印象でしたが、もっとも耳目を集めたのはやはり玉木さんでしたね…プレゼン能力が段違いすぎる。。
気になったのは年金問題でした。終わった後にご本人がポストもしてます。
▪️就職氷河期世代の年金問題… pic.twitter.com/ZJ8RHRXhqA
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) April 23, 2025
巧妙に政府案への賛否は完全には明らかにしていないんですが(苦笑)、何もしないよりは(厚生年金の財源を流用する)政府案を実行して基礎年金を引き上げよ!という主張に見えます。
しかし、これはやはり間違いだと私は思います。
対処療法で今の年金制度を延命させても、氷河期世代を救うことはできないでしょうし、少なくともコスパが悪すぎます。
厚生年金積立金65兆円を基礎年金に流用することはどう考えてるんですか。これは連合も財界も反対し、自民党の族議員でさえ見送ったんですよ。 それに基礎年金を底上げしても、保険料を払ってない貧困層には届かない。こんな姑息な微調整ではなく、河野太郎さんの抜本改革に合流すべきです。 IBhTgiElz
— 池田信夫 (@ikedanob) April 23, 2025
氷河期世代をなんとかしたい思いは一緒です。ならば池田信夫氏の指摘する通り、抜本改革を議論するべきでしょう。
私は基礎年金を強化するために厚生年金を拡大するのではなく、やはり2階建て部分の厚生年金は廃止をして現役世代と事業主の負担を大きく下げて、基礎年金にリソースを集中するべきだと考えます。
法案を出さなくても議論はできます。逆に、法案を出されれば自公立国で可決され、根本解決が遠のくので私は否定的です。
いずれにしても、年金について党首討論で取り上げていただけるのはありがたい限りです。
ぜひ国民民主党&玉木さんも、法案の有無にかかわらず抜本改革の議論と制度設計に合流していただけることを望みます。

玉木雄一郎代表Xより