かつて学術調査の旅で期せずして「エリア51」に潜入した学者がいた――。彼は「エリア51」で何を目撃したのか。

■「エリア51」で“ポータル”が目撃されていた

 UFOやエイリアンにまつわる“疑惑の宝庫”ともいわれているネバダ州の空軍施設「エリア51」に足を踏み入れた学者はそこで何を見たのか――。

 カリフォルニア出身の人類学者、故ジェリー・フリーマン氏(1942-2001)は1997年4月に、1849年の西部開拓団の旅路を辿る調査旅行を行った。

エリア51に“ポータル”出現!?潜入した学者が目撃した消えるドアと正体不明の振動
(画像=画像は「Daily Mail Online」より、『TOCANA』より 引用)

 1849年の開拓者たちは、コロラド州、ユタ州、ネバダ州を通って西に向かっていたのだが、1つのグループはユタ州で予定していたルートを外れ、ネバダ砂漠を抜けてカリフォルニアへ早く到着しようとしたが道に迷い、死者や行方不明者を出す悲惨な旅となった。

 残されている彼らの旅の日誌から、迷っている間に7つの碑文を砂漠に残していたことが判明しており、それらの碑文を確かめることがフリーマン氏の旅の目的であった。そしてそのルートには「エリア51」の敷地内の共に干上がった湖であるグルームレイクとパプースレイク周辺が含まれていたのだ。

「エリア51」の付近に来たフリーマン氏は空軍の警備員の姿を認め、サボテンの茂みに身を隠しながら行動をとっていたのだが、日中はあまりにも危険であったため、この一帯では夜間に移動をすることにしたのだった。

エリア51に“ポータル”出現!?潜入した学者が目撃した消えるドアと正体不明の振動
(画像=画像は「Daily Mail Online」より,『TOCANA』より 引用)

 パプースレイクは乾燥した湖底で、その地下には「S-4」として知られる極秘の宇宙船格納庫があると主張する者もいる。

 フリーマン氏はジャーナリストでUFO研究家のジョージ・ナップ氏に、パプースレイクの近くで突然ドアのようなものが開き、明るい青みがかった光を放った後に閉じて砂漠の風景の中に完全に消えたと語った。

 パプースレイクでは“ポータル”が出現するのだろうか。

「私にはただの乾いた湖底にしか見えませんでしたが、夜になると様子は違ってきました。湖の周囲の防犯灯がはっきりと見えましたし、湖の中央付近で開いたり閉じたりする灯りも見えました」(フリーマン氏)

 パプースレイクには何らかの出入口があるのだろうか。それは「S-4」のような地下施設に通じているのか。

 フリーマン氏はこの奇妙な光景が繰り広げられるのを見ていた2分ほどの間、地震に似た振動を感じたとも明かした。

「地下で直接テストしているのか、それともグルームレイクからの振動を感じていたのか、私には分かりません」と、フリーマン氏は2001年に亡くなる前に録音されたインタビューでナップ氏に語っている。

「もしあそこで捕まったら、彼らは私をローマのろうそくのように照らしていただろうと思う」(フリーマン氏)

 この一週間に及ぶ調査旅行でフリーマン氏は開拓団が残したとされる碑文の痕跡は発見できなかったのだが、近くにまで迫ったという手ごたえは感じていたようだ。一方ではUFOような飛行物体は何も見てはいないという。

 フリーマン氏が「エリア51」内のパプースレイクで見た“出入口”は物理的に存在する施設に通じているのだろうか。あるいは別の時空に通じている“ポータル”のようなものなのか。「エリア51」の疑惑は深まるばかりである。

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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