■ハードオフに「レア度」を聞いた
そんな「元祖・多機能テレビ」と言うべきMSX内蔵テレビは、やはりリユース業界でもかなり貴重な存在なのだろうか。ハードオフに詳しい話を聞いてみよう。
ハードオフ担当者によると、同製品は1984年(昭和59年)10月のカタログには既に掲載されており、約半年前の2月のカタログに掲載された『PCT-50』の後継機種だという。標準価格138,000円。
当時のゼネラルは富士通との合併前の小さなメーカーだったため、販売当時から見かけることの少ない、かなり珍しい製品だったそうだ。ハードオフ担当者は「そのため、リユース品としての流通も少なく、かなり希少な品です」と、説明している。
ちなみに、今回の商品は東京「ハードオフ大泉学園店」にて販売されたもので、現物はすぐに売れてしまったという。