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旅行に行くことが多いので、これまでたくさんの世界各国の様々なホテルに泊まってきました。
1泊1万円以下のビジネスホテルから、数十万円のラグジュアリーホテルまで様々なランクのホテルがありますが、高級ホテルのではジムが併設されている場合がほとんどです。
日本人はホテルでジムを使う人があまりいないようですが、海外のホテルに行くと、早朝から男性だけではなく、女性も含め多数の人たちがジムでトレーニングをしています。
一般的に、海外のホテルに比べ、国内のホテルの人の設備が貧弱なのは、日本人があまり利用しないせいかもしれません。
私はパーソナルトレーナーのアドバイスもあって、旅行先でも時間がある限りジムに行って自分でトレーニングをするようにしています。腹筋やチンニング、サイドレイズ、ダンベルフライといったいつも東京のパーソナルジムでやっているメニュをこなしています。
今回沖縄に来て宿泊しているホテルは開業して、まだ5年ほどの新しいホテルです。室内のレイアウトやロビーのデザインなど、最新のクオリティーで作られていますが、ジムに関しては残念ながらお世辞にも使いやすいとは言えません。
狭いスペースにたくさんのマシンが置かれており、ストレッチなどをするためのスペースを広く取ることができません。
トレーニングする人が数名入っただけで息苦しく感じます。
また、トレーニングに使うダンベルが最大で10キロまでしかありませんでした(写真)。
私の自宅でさえ20キロまでのダンベルを使ってトレーニングすることができます。これでは真っ当なトレーニングがほとんどできません。
高級ホテルはジムの充実度を見れば、そのホテルの設備に対する考え方が見えてきます。
「ホテルのこだわり」はジムでわかるといっても過言ではないのです。
ジムにこだわりが感じられないホテルはどれだけゴージャスなホテルであってもあまり魅力を感じません。