春はプリスポーンのコンディションの良いバスが釣れる時期である。早春の低水温のこの時期は何かと攻略方法が難しく、ワームへのスローダウンも悪手となる確率も高い。そこで、比較的安定したジャークベイトの釣りが効果的であるため、ご紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター黒田初)

今さら聞けない「ジャークベイト」ルアーの使い方 春のブラックバスを攻略しよう

ジャークベイトとは

ジャークベイトは明確な定義はないが、ロッドでトゥイッチ、ジャークすると右へ左へとダートするミノーというのが一般的なものだと思われる。

今さら聞けない「ジャークベイト」ルアーの使い方 春のブラックバスを攻略しようジャークベイト(提供:TSURINEWSライター黒田初)

各ルアーメーカーから様々なコンセプトでリリースされており、サイズ感も様々で90~130mmのものが主流となっている。

 

使用タックル

一般的なバスロッドであれば、ベイトタックルML~Mクラスのカーボンロッドを選択するとよい。ロッドワークが多い釣りなので6ft前半が扱いやすい。

今さら聞けない「ジャークベイト」ルアーの使い方 春のブラックバスを攻略しよう立木エリアを攻略(提供:TSURINEWSライター黒田初)

ラインはナイロンライン8~14lbを選択。ジャークベイトはサスペンド(中層で静止している状態)が重要な要素なので、フロロカーボンラインは沈むのであまり向かない。

狙うポイント

私は野池、ダムでジャークベイトをよく使用している。河川でも問題ない。シャローのウィードエリア、立木を狙うことが多い。

今さら聞けない「ジャークベイト」ルアーの使い方 春のブラックバスを攻略しよう残雪残るフィールドでもしっかり釣果を残す(提供:TSURINEWSライター黒田初)

その他、フィーディングでバスが差してくるような場所(ベイトの回遊があるエリア、シャロー等)で効果的である。

動かし方

ルアーをキャスト後、ラインスラッグを巻き取る。ジャークベイトのリップで水をかませ、ジャークを入れ、ポーズ。この動作の繰り返しである。ロッドの角度で潜るレンジも調整できる。水温が低い場合、ポーズは長め(5秒ほど)にとると良い。

今さら聞けない「ジャークベイト」ルアーの使い方 春のブラックバスを攻略しようウィードエリアで良型(提供:TSURINEWSライター黒田初)