22日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、千尋(中沢元紀)が語った兄・嵩(北村匠海)への想いが視聴者の涙を誘った。

【公式ポスト】あのとき、千尋は…

■千尋が抱えていた想い

嵩との勉強のため、柳井家を訪れたのぶ(今田美桜)。しかし嵩は守ってやるはずだったのに立場が逆転した千尋に劣等感を抱いて自暴自棄に陥っており、不在にしていた。

仕方なく柳井家で待っていたのぶは嵩のスケッチブックを発見。千尋に「いっつも嵩のあと追いかけよったでね。お兄ちゃんのこと、大好きながやな~って思いよった」というと千尋は「わし、そんなえい弟やないがです」と返す。

「兄貴がおらんなるのが怖かったがよ。小さいとき、この家に1人で預けられたき。あのときも…」と母を見送った日を振り返る千尋。

「兄貴があの人とおらんなってしまうがやないろうかと思うて…また1人になるのが怖かった」と胸の内を明かした。