国民年金より生活保護費のほうが高いなんておかしい!河野太郎がいびつな「年金制度」をぶった斬る!
河野太郎さんがここぞとばかりに発信を強化されていて小気味よいです。
先日の勉強会でも、社会保険料の仕組みが複雑すぎることを述べていて、その際の資料の一部をポストしてくださっていました。
現役世代は社会保険料から「支援金」を高齢者のために支払っているが、今度は「子ども子育て支援金」が創設されて、高齢者から現役世代のために保険料を繰り入れる。行ったり来たりの無茶苦茶な制度すぎて、払っている人たちが誰も理解できないまま、現役世代の負担が増えていく。見直しが急務。 Y0pinVpIXO
— おときた駿(音喜多駿) / 社会保険料引き下げを実現する会代表 (@otokita) April 21, 2025
「あえて制度を複雑化する」
というのは、一時期に携帯会社がプラン契約をさせるときにやっていた有名な手法で、消費者を「思考停止」させる効果があります。
これを社会保険料で、国家ぐるみでやっているのだから、当時の携帯会社よりも日本政府のほうがタチが悪いと言えます。
複雑であればあるほど、世間は「難しいから」と関心を失い、その仕組のコントロールを官僚に委ねる。
官僚は「自分たちしかできない」とうそぶき、複雑な仕組みにさらに屋上屋を重ねてますます制度の管理を独占していく。
社会保険料は一度、シンプルな形に戻すことを真剣に検討するべきです。
ここにもやはり「大きな政府VS小さな政府」という対立軸があります。官僚支配から脱却して、市民・国民の手に制度運営を取り戻す。
やはりそのためには社会保障制度改革が一穴になると思うばかりであります。