国民年金より生活保護費のほうが高いなんておかしい!河野太郎がいびつな「年金制度」をぶった斬る!

河野太郎さんがここぞとばかりに発信を強化されていて小気味よいです。

先日の勉強会でも、社会保険料の仕組みが複雑すぎることを述べていて、その際の資料の一部をポストしてくださっていました。

「あえて制度を複雑化する」

というのは、一時期に携帯会社がプラン契約をさせるときにやっていた有名な手法で、消費者を「思考停止」させる効果があります。

これを社会保険料で、国家ぐるみでやっているのだから、当時の携帯会社よりも日本政府のほうがタチが悪いと言えます。

複雑であればあるほど、世間は「難しいから」と関心を失い、その仕組のコントロールを官僚に委ねる。

官僚は「自分たちしかできない」とうそぶき、複雑な仕組みにさらに屋上屋を重ねてますます制度の管理を独占していく。

社会保険料は一度、シンプルな形に戻すことを真剣に検討するべきです。

ここにもやはり「大きな政府VS小さな政府」という対立軸があります。官僚支配から脱却して、市民・国民の手に制度運営を取り戻す。

やはりそのためには社会保障制度改革が一穴になると思うばかりであります。