
明治安田J1リーグ第11節終了時点で14位に沈んでいるセレッソ大阪。6月の特別登録期間(移籍ウィンドウ)を前に、アーサー・パパス監督の動向に注目が集まっている。
エージェント会社『UNIO』のCEO(最高経営責任者)を務め、FIFA公認の代理人であるキム氏は4月21日、インスタグラムを更新。パパス監督とのツーショット写真をアップするとともに、「Great to see you BOSS」(ボスと会えて光栄だ)と一言添えている。また、C大阪と面会した場所は、ソウル市内のホテルであることも明かした。
このSNS投稿は、スクリーンショットによりXで拡散。クラブが下位に低迷しているだけに、6月の特別登録期間を見越した上での動きという見方が広まっている。また、『UNIO』の顧客である選手の獲得に動く可能性も指摘されている。
『UNIO』は韓国に本拠地を置くエージェント会社であり、MF天野純、MF喜田拓也(いずれも横浜F・マリノス)、MF手塚康平(柏レイソル)、DF小池龍太(鹿島アントラーズ)、GK新井章太(ヴィッセル神戸)など、多数の日本人Jリーガーを顧客に持っている。またDFファン・ソッコ(蔚山HD)をはじめ日本でのプレー経験を持つ韓国人選手も在籍。FWベカ・ミケルタゼ(モンテディオ山形)のエージェントでもある。
なお、C大阪にはFWラファエル・ハットン、FWチアゴ・アンドラーデ、MFルーカス・フェルナンデス、FWヴィトール・ブエノ、GKキム・ジンヒョンが在籍しており、外国人枠は埋まっている状況だ。パパス監督とキム氏がどのような会話をしたのか気になるところだ。