モーガン・ギブス=ホワイト 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)は19日に行われたプレミアリーグ第33節でエバートン(同1部)と対戦。試合終盤にU-20イングランド代表MFニコ・オライリーが決勝ゴールを記録して2-0で勝利を収めた。

 今年1月以来のリーグ戦連勝で暫定4位に浮上したシティだが、今季もここまでプレミアリーグ23試合で3ゴール7アシストを記録するなど正確なパスで攻撃を牽引し、クラブのタイトル獲得に貢献してきたベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが今季限りで退団することが確定している。

 イギリス『デイリー・メール』によれば、シティの新フットボールディレクターに就任予定のウーゴ・ビアナ氏は今後数ヶ月かけてチームを再編する予定だという。そのなかで、デ・ブライネの後釜としてノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)でプレーするイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイト(25)を高く評価しているようだ。

 イングランド代表として2キャップを刻むギブス=ホワイトは2022年8月にフォレストへ完全移籍。傑出したテクニックやキック精度、パスセンスを武器に今季もここまでのプレミアリーグ28試合に出場して5ゴール9アシストの数字を残しており、好調なチームを率いている。

 そのギブス=ホワイトにはリバプール(イングランド1部)とマンチェスター・ユナイテッド(同1部)も目を光らせているが、シティが争奪戦でリードしているとのこと。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権次第で交渉の難易度が変化するとみられているなかで、シティは獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。