前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が代表を務める地域政党「再生の道」は、今夏の参議院選挙において10人の候補者を擁立する方針です。

都議選の公認候補の最終選考に残った人に参院選出馬の意思を確認し、今夏の参院選に候補者擁立を検討していると明らかにしていました。

参院選では、選挙区と比例代表を合わせて10人以上の候補者を擁立すれば、政党として扱われます。内訳は東京選挙区に1人、比例代表に9人であり、石丸氏自身は出馬しないと明言していますが、候補者集めもなかなか大変そうです。

公職選挙法上の政党要件を満たさない場合、比例代表での立候補ができず、ハガキやビラの枚数も制限されます。衆院選では政見放送ができず、寄付金の上限も厳しく定められます。

参照:政党要件ギリギリの政党が候補者10人擁立する理由 政治山

主要政策としては「教育投資」を掲げ、公教育の質の向上や公立学校教員の職場環境の改善を目指すとしていますが、参政党のデジャブになってしまうことを心配する声が以前からあがっています。