
スタッド・レンヌ所属の日本代表FW古橋亨梧には、2024/25シーズン終了後に移籍の可能性が取りざたされている。代理人の動きも伝えられるなか、フランス国内ではレンヌのハビブ・ベイェ監督による日本人ストライカ-へのメッセージがフランス国内で話題になっている。
2025年1月にスコットランド1部セルティックから加入したものの、ここまでリーグアンで6試合の出場にとどまっている古橋。構想外という見方が広まっているが、現地メディア『Homme du match』が4月13日に伝えたところによると、指揮官は同選手についてこう語ったという。
「たとえ彼が思うように出場機会を得られなくても、彼はグループに必要不可欠な存在であり、いつかプレーする。そうでなければ、彼はこのグループにいないし、入ってこない。クオリティの高い選手だし、何かをもたらしてくれるだろう。私はそう信じている」
この指揮官の発言を受けて、『Homme du match』は「レンヌは現在の苦境にもかかわらず、古橋の残留を望んでいる。彼を退団させるつもりはないが、もし彼がこの夏にレンヌを去り、別の場所でキャリアを再スタートさせることを選んだとしても、彼の決断を尊重するつもりだ」と綴っている。
なお、古橋が移籍する可能性については、フランスメディア『jeunesfooteux』が13日に「彼の代理人はすでにヨーロッパで探りを入れ始めており、移籍先を探している」と報道。ブンデスリーガ所属クラブからの関心もあわせて伝えたが、同選手の獲得に興味を示しているクラブ名は挙げていない。