浦和レッズ 写真:Getty Images

 タイ1部ムアントン・ユナイテッドは2025年夏、同国代表FWポラメート・アヴィライをパートナーシップ提携先の浦和レッズへ派遣するという。

 現在26歳のポラメートは、身長180cmで右利きのストライカーであり、ムアントンの下部組織出身。2020/21シーズンまでは出場機会に恵まれなかったが、2022/23シーズン以降はコンスタントにプレー。2023/24シーズンにタイ1部リーグ戦22試合のスタメン出場で11ゴール10アシストと結果を残すと、2024/25シーズンもここまでリーグ戦24試合の出場で6ゴール7アシストと、主力選手として活躍している。

 同選手の去就を巡っては、2024年夏にジュビロ磐田移籍の可能性が取りざたされたが実現せず。タイ人ジャーナリストのBebangpakong氏は、2025年2月の時点でJリーグクラブのトレーニングに参加する可能性を報じていた。

 すると、タイメディア『Talungball』は4月9日、ポラメートが2024/25シーズン終了後、2週間にわたり浦和のトレーニングに参加することが決まったと報道。現在は公式発表を待つのみだというが、トレーニングでのパフォーマンス次第では正式契約に至る可能性も考えられる。

 MFジャルンサック・ウォンコーン(セレッソ大阪)、MFエカニット・パンヤ(愛媛FC)など、今もなおJリーグでプレーするタイ人選手は存在する。ポラメートが浦和でJリーグ挑戦のチャンスを掴めるか、注目が集まる。