船中3番目のヒットはその15分後、船長の「仕掛けを上げてください」の合図と同時で、右舷トモ寄り2番の平野さんにきた。サイズは同じく36cmだった。

富岡沖で41cmマコガレイ登場
次の場所でも1時間ほど様子を見たが船中フグのアタリのみで、10時半に富岡沖の水深12m前後へ移動。20分が経過したころ、私の下手隣、右舷前寄り3番に入っていた村田さんが「きた」と声を上げ、同時にアワセを入れる。手にした竿の曲がりを見ると、紛れもないカレイの引きと分かった。
中層で横走りした茶色い大判の魚は、船長が差し出すタモに収まる。計測すると41cm。仕掛けを尋ねると、自作したものを1つもらった。ハリス2号約70cm、ハリは流線キツネ赤鈎11号だそうで、チモトを夜光セメントで固めていた。

33cmマコガレイをキャッチ
このあと、胴の間からミヨシ側でヒットがあり、「これからチャンスが来るか」と思ったが、30分以上の沈黙が続く。船は回り直し、左舷胴の間の野口さんが2尾目となる33cmを追加したのが正午ごろ。

午後に時合い突入
その後、再び静寂が続き、13時少し前に八景~小柴沖水深11m前後へ移動すると、一気に時合いが訪れた。
まず、左舷大ドモの兵頭さんが10分間に30~35cm級を2連発。左舷トモ寄り2番に入っていた紅一点、若林さんに30cm級。

船中最大は45cm
その直後に、右舷トモ寄り2番の平野さんが2尾目をヒット。当日最大の45cmを取り込む。
さらアタリは続き、左舷大ドモの兵頭さんは30cm級の4尾目を追加すると、左舷胴の間の野口さんが42cmを追加。
