5匹目を狙うと、誘いでゆっくり1mほど持ち上げたところで食ってきた。「やっぱり誘わんと食わんな」と呟いたとき、一気に引っ張られドラグからイトが出た。魚が違う。
一瞬緊張して体がこわばったが、根に潜られないように底を切り、ロッド操作とドラグで対抗。時間をかけて上げてくると、やがてカゴが見え、次に白っぽい魚が見えてきた。やっぱりイシダイだ。船長が上手にすくってくれてホッと一息。実測46cmだった。
さらにイサキを追加
予想外の良いお土産が確保できたこともあり心に余裕が出てきた。イサキも2匹追加し、良いサイズばかりを6匹。今の時期としてはいいんじゃないだろうか。
刺しエとしてオキアミとイカが配られたが、一発目に緑スキンで気分良く釣ったこともあり、エサは数回使っただけだった。

満足釣果で納竿へ
大満足で午後1時の終了時間を迎え、帰路は爆睡してしまった。同船者も似たような釣果で、ほかにマダイやウマヅラなども釣れていた。
イサキはこれからが本番。上り調子で釣れるようになるだろう。次回の釣行が楽しみだ。
この日の夜は、脂ノリノリのイシダイのアラ煮とイサキのあぶりをおいしくいただいた。

<週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦/TSURINEWS編>