
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は10日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝1stレグでオリンピック・リヨン(フランス1部)と対戦。後半アディショナルタイムに被弾して敵地で2-2の引き分けに終わった。
ユナイテッドはこの試合で同点ゴールを許したU-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(21)の獲得に興味を持っていると、イギリス『ミラー』が報道。ユナイテッドは同選手の獲得にプライオリティをおいており、移籍金は破格の2000万ポンド(約37億5000万円)に見積もられているようだ。
シェルキはユナイテッドのアカデミーに加入する寸前だったというが、その後にリヨンとプロ契約。その後もユナイテッドはフランス人アタッカーの動向をモニタリングし続けており、捲土重来を目指す来季に向けて獲得目指す方針となったようだ。
リヨン下部組織出身のシェルキは卓越したボールコントロールに強烈な右足シュートを兼ね備える攻撃的MF。16歳だった2019-20シーズンにトップチームデビューを果たすと、今季はここまで公式戦37試合に出場して10ゴール18アシストと圧巻のスタッツを残している。
そのシェルキは昨夏にパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からのオファーを断っていたとのこと。現在もリバプール(イングランド1部)など複数プレミアリーグのクラブからの注目を浴びている同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。