
明治安田J1リーグ第10節のアルビレックス新潟対横浜FCが、4月13日に新潟のホーム・デンカビッグスワンスタジアムで開催。試合前、女性審判員である山下良美氏の主審担当が発表されると、同氏に対する批判や否定的なコメントが相次いでいる。
14時キックオフの一戦では、山下氏が主審を担当するほか、清水勇人氏が第4審に。塩津祐介氏、岩崎創一氏が副審を務めるのか、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)担当に上村篤史氏、AVAR担当に梅田智起氏が割り当てられた。
Jリーグ公式サイトでの担当審判員の発表を受けて、ネット上では「山下良美はトップカテゴリーどころか、プロ試合で審判してはいけない人物」「山下良美は新潟へ来ないで」「山下良美は試合壊すから、やめてほしい」など、早速山下氏への批判が殺到。同氏のレフェリングを警戒するコメントや、ジャッジが試合展開に大きな影響を与えると覚悟する声も上がっている。
その山下氏は、2023年5月3日にニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ1第11節・横浜FC対新潟のレフェリングで話題に。この一戦では、90分にMF三戸舜介(新潟)に対して日本代表FW小川航基(横浜FC)が背後からタックル。山下主審がファウルを取った後、三戸が小川の胸を突き飛ばしたことをきっかけに乱闘騒ぎが発生。その中で、MF伊藤涼太郎(新潟)がMF山下諒也(横浜FC)を倒すと、同主審は両選手にイエローカードを提示したが、三戸や小川にはカードを提示しなかった。
このジャッジを巡っては、三戸と小川にカードを提示しなかった山下主審のジャッジが疑問視されたほか、同主審のゲームコントロール能力が批判対象となっていた。過去の両クラブの対戦で問題が発生していただけに、今回の一戦でも山下主審のレフェリングがより一層クローズアップされることだろう。