ジョン・ルクミ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)は9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)と対戦。古巣対戦となったポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが2ゴールを記録するなど、4-0で快勝を収めた。

 そのバルセロナは今季もスペイン代表MFダニ・オルモと、スペイン人FWパウ・ビクトルの登録問題で揺れるなど財政難を抱えているのは周知の事実。スペイン『アス』によれば、バルセロナは優先事項ではないものの、守備強化を画策画策しているようだ。

 今季は怪我で多くの試合を欠場しているデンマーク代表DFアンドレス・クリステンセンの去就が不透明となっているなかで、バルセロナは今季限りでバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表DFヨナタン・ターをリストアップしているとみられている。

 そのなかで、バルセロナはボローニャ(イタリア1部)に所属するコロンビア代表DFジョン・ルクミに関しても情報収集しているという。同選手はボローニャとの契約が今季限りで満了になる予定であり、新戦力獲得に向けて大金を投じることのできないバルセロナはすでにスカウトを派遣しているようだ。

 2022年夏にボローニャに加わって以降、長いリーチを活かした対人守備や高いビルドルドアップ能力を武器に今季もここまでセリエA25試合に出場しているルクミ。アトレティコ・マドリード(スペイン1部)からの注目も浴びている同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。