古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックから1月にリーグ・アンのスタッド・レンヌへ移籍した日本代表FW古橋亨梧と、そのレンヌから古橋と入れ替わりでセルティックに復活したFWジョタのレンヌでの給与が、仏紙『レキップ』によるリーグ・アン年次給与レポートで明らかになった。

 セルティックから約900万ポンド(約17億円)でレンヌに加入した古橋は、週給約2万6,538ユーロ(約432万円)、年収換算でおよそ140万ユーロ(約2億2,527万円)を受け取っていると報じられている。この金額は、レンヌのクラブ内での平均月給13万〜15万ユーロ(約2,101万~ 約2,420万円)の水準を下回っている。

 なお、セルティック在籍時の古橋の週給は1万9,000ポンド(約359万円)だった。

 一方、今2024/25シーズン前半をレンヌで過ごし、1月にサプライズでセルティック復帰を果たしたジョタは、短期間のフランス滞在中に古橋よりはるかに高額の給与を受け取っていたという。ポルトガル出身のウインガーであるジョタは、レンヌでは週給4万1,538ユーロ(約676万円)だったとされる。サウジアラビア時代(2023-2024アル・イテハド)ほどではないにせよ、高水準の給与だったようだ。

 古橋はレンヌ加入後、ゴールもなく出場機会も安定せず、現地での適応に苦しんでいる。一方のジョタは、グラスゴーに戻って以降、かつてのセルティック時代を思わせるプレーを徐々に見せ始めている。本来の調子を取り戻すにはもう少し時間が必要だが、今後数カ月のプレシーズン期間を経て、来2025/26シーズンにはその実力を再び見せるだろうとファンは期待している。

 古橋は、レンヌで来シーズンも再起のチャンスを与えられることを望むか、それが叶わなければ新天地を模索することになるのかもしれない。