ディーン・ハイセン 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)は8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでレアル・マドリード(スペイン1部)と対戦。イングランド代表MFでクラン・ライスが芸術的なフリーキックを2発沈めるなど、3-0の快勝を収めた。

 今季のプレミアリーグではブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスとフランス代表DFウィリアム・サリバを中心に最小失点の堅守を誇っているアーセナル。それにもかかわらず、イギリス『アスレティック』によれば、ミケル・アルテタ監督と新スポーツディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏は守備強化を画策しているという。

 ポーランド代表DFヤクブ・キビオルに退団の可能性が浮上していることを受けて、ボーンマス(イングランド1部)に所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(19)に熱視線を送っているという。同選手には今夏から有効な5000万ポンド(約93億8000万円)の契約解除金が存在しているようだ。

 ユベントス(イタリア1部)でプロキャリアをスタートさせたハイセンは、ローマ(同1部)へのレンタル移籍を経験して、昨夏にボーンマス入り。空中戦の強さやビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまでプレミアリーグ25試合に出場して2ゴールを記録している。

 先月にはスペイン代表デビューを果たしたハイセンにはマドリードやチェルシー(イングランド1部)、リバプール(同1部)など複数クラブが視線を注いでいるとのこと。同選手の代理人は今夏のステップアップに向けてすでに複数の会議を行なっているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。