しまなみ海道に4月、地域の魅力を体験できる街のリビングルーム「ソイル 瀬戸田」が開業する。

(写真=観光経済新聞より引用)

株式会社しおまち企画(広島県尾道市、代表取締役 根本真帆)は、広島県尾道市の瀬戸田に位置する「しおまち商店街」活性化プロジェクトの一環として、地域の魅力を体験できる街のリビングルーム「SOIL SETODA(ソイル 瀬戸田)」を2021年4月に開業します。
薪火料理のカジュアルなレストラン「Minatoya(ミナトヤ)」、ポートランド発の「Overview Coffee(オーバービューコーヒー)」の日本初店舗、観光案内所の機能を有したアクティビティセンター、中長期滞在が可能なゲストルームのほか、誰もが自由に使えるラウンジスペースを備えた複合施設が、瀬戸田港からほど近い商店街の玄関口に誕生します。

訪れた全ての人にとっての居場所となる「街のリビングルーム」のような役割として、旅行者と地域住民がインタラクティブに時間や経験を共有し、活発で和やかなコミュニケーションが生まれる空間を目指しています。

この度ウェブサイトを公開し、2月10日(水)より宿泊予約の受付を開始します。
宿泊予約サイト:https://go-soil-setoda.reservation.jp/ja/searchInput

SOIL LIVING(左)の外観イメージとSOIL KURA(右)の内観イメージ(写真=観光経済新聞より引用)

「ローカルをグローバルマップに載せる」という理念を掲げる株式会社しおまち企画は、このSOIL SETODAを通して瀬戸田のもつ魅力を再発掘し世界へ発信することで、商店街を含む地域全体の活性化に寄与していきたいと考えています。

また地域住民の方々も日常的に利用できる場を創出することで、旅行者と地域住民の交流が生まれ、地域全体に”人を通じた賑わい”が創出されることを目指しています。

※「しおまち商店街」活性化プロジェクト全体像は、下記プレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000070170.html

◇ SOIL SETODA を構成するコンテンツ

SOIL SETODAは、瀬戸田港から徒歩1分の玄関口に開業します。江戸時代末期に豪商「三原屋」によって建てられた築140年の蔵をリノベーションした「SOIL SETODA KURA」と、その向かい側に新築された「SOIL SETODA LIVING」によって構成されています。

瀬戸田のしおまち商店街の中へ進むと、同じ道のりには2021年3月開業予定の旅館「Azumi Setoda」および銭湯付帯宿泊施設「yubune」があり、瀬戸田港から商店街まで1本の通りで賑やかに繋がっていきます。

(写真=観光経済新聞より引用)

・SOIL SETODA LIVING

Minatoya【レストラン】SOIL SETODA LIVINGの1階には、瀬戸田のローカルな食を楽しめる薪火料理のレストランMinatoyaがオープン。瀬戸田の自然が感じられ、地域住民や旅行者の交差点になるような食堂を目指します。地元農家や漁師らから直接仕入れた旬の食材を使い、その可能性を最大限引き出すべく季節毎にメニューも再構築していていく一方、瀬戸内産のフレッシュチーズと焦がし塩レモン、ローズマリーとレモンの長時間発酵フォカッチャ、醤油粕のカルパッチョなど、一年を通して提供する定番メニューも開発していきます。

Minatoya のロゴと提供料理のイメージ写真(写真=観光経済新聞より引用)

SOIL Stay【ゲストルーム】

2階に位置するゲストルームには心地よい日差しと潮風が入り込み、瀬戸内の凪を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。ワークデスクやクローゼットを備えるプライベートルームが4室あり、それぞれの生活・仕事・旅のスタイルに合わせて気軽な滞在から中長期滞在まで対応可能な機能を備えています。また、サイクリスト等が気軽に宿泊できるようシングルユースにも対応していく予定です。

徒歩1分の場所に位置する提携先の銭湯「yubune」も利用できるほか、ワーケーション需要にも対応した長期滞在プランもご用意し、瀬戸田を訪れる方の多様なニーズに応える宿を目指します。

宿泊予約サイト
https://go-soil-setoda.reservation.jp/ja/searchInput

SOIL Stay 客室概要 プライベートルーム

広さ:9~15平米/室
概要:ダブルベッド1台、クローゼット、ワークデスク、冷蔵庫(スペックは一例)
※トイレ、ランドリー、シャワーは共有
料金:9,000円(税別)/室~
定員:2名

グループルーム
広さ:11.4平米/室
概要:シングルベッド4台、サイドテーブル
※トイレ、ランドリー、シャワーは共有
料金:4,000円(税別)/人~
定員:4名

プライベートルームの完成予想図(写真=観光経済新聞より引用)
プライベートルームの完成予想図(写真=観光経済新聞より引用)

Living Room【ラウンジスペース】

1階中央に位置するのは、地域住民や旅行者の休憩の場や学生の勉強スペースとして、誰もが自由に利用できるフリースペースです。ここではワークショップの開催、映画の上映などを計画しています。電源やFree Wifi も完備しているためワークスペースとしても活用可能で、またSOIL SETODA館内や商店街で購入したテイクアウトメニューの飲食も可能です。

Living Room(ラウンジスペース)の完成予想図。右手のカウンターは「Minatoya」(写真=観光経済新聞より引用)

・SOIL SETODA KURA

Activity Center【観光案内所】

SOIL SETODA KURA 1階のアクティビティーセンターでは、瀬戸田レモンの収穫体験や料理教室、釣りツアー、マリンアクティビティーなど瀬戸田の魅力を体験できるツアーを提供します。専属スタッフがコーディネーターとなり地域住民の方々が得意なことをアクティビティーとして提供することで、旅行者と地域住民が交流するきっかけを創出します。また、瀬戸田エリアのマップ配布等、観光案内所の機能も有します。

SOIL SETODA KURAの外観イメージ
内観パース。右手奥にあるカウンターが「Activity Center」

Overview Coffee【コーヒーロースター】

プロスノーボーダーであり環境保護に情熱を燃やすパタゴニア・アンバサダーとしても知られるAlex Yoder(アレックス・ヨーダー)によって設立された「Overview Coffee」が、SOIL SETODA内に日本初出店。地球温暖化の抑制に対して最も効果的な農法と言われるリジェネラティブ オーガニック農法*によって生産された豆を専門にしたコーヒーブランドです。
コーヒーは、レストランMinatoyaでも提供するほか、テイクアウトをしてLivingroomなどでも飲むことができます。そのほか、一般の方も参加できるコーヒーテイスティングやワークショップの開催等も予定しています。

*リジェネラティブ オーガニック農法:化石燃料集中型の農業において、炭素を地中に隔離するオーガニックの不耕起栽培慣行に切り替えることにより健全な土壌を構築し、農業システムを問題から解決策へと転換させることを目的とした農法。

(写真=観光経済新聞より引用)

SOIL SETODA 施設概要

名称:SOIL SETODA LIVING
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田257
延床面積:1階97.62平米、2階90.78平米
構造:木造

名称:SOIL SETODA KURA
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254-2
延床面積:1階78.92平米、2階51.54平米
構造:木造

SOIL SETODA ウェブサイト(※2月11日に公開予定)
https://soilis.co/locations/setoda

SOIL SETODA インスタグラム
https://www.instagram.com/soil.setoda

しおまち商店街 オフィシャルサイト
https://shiomachi-shotengai.com

提供元・観光経済新聞

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