
かつてJ1のセレッソ大阪(2014-15)でもプレーしたディエゴ・フォルラン氏(2019年引退)が、FIFA公認の国際サッカー殿堂(Hall of Fame International Football)への殿堂入りを果たすことが決まり、注目を集めている。4月6日、アメリカおよびヨーロッパのジャーナリストによる投票の結果、正式に決定した。
メキシコ、パチューカに常設されている殿堂で、フォルラン氏は11月に予定されている授賞式に出席する予定のようだ。南米、ヨーロッパ、そしてアジアを渡り歩いたそのキャリアは、今も多くのファンの記憶に残っている。
クラブレベルではアトレティコ・マドリード(2007-2011)で確かな実績を残し、C大阪時代にはJ1とJ2リーグ共にプレーした経験を持っているフォルラン氏。ウルグアイ代表としても、2010年のFIFAワールドカップ(W杯)で中心的な役割を果たし、世界的に高い評価を受けた。今回の選出は、そのような長年にわたる活躍が国際的に評価された結果といえる。
同時に殿堂入りが決まったのは、イケル・カシージャス氏(2020年引退)、ドゥンガ氏(2000年引退)、ゲーリー・リネカー氏(1994年引退)、オランダ代表を指揮するロナルド・クーマン監督、レネ・イギータ氏(2008年引退)ら、いずれも各時代を代表する名選手たち。
11月の授賞式は、フォルラン氏にとってもキャリアの中で特別な瞬間となるだろう。同氏はラジオ番組『La Mañana del Fútbol』に出演し、司会のフェデリコ・ブイサン氏との対話の中で「非常に誇りに思う」と語っている。